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サイズ19.0 x 13.22 cm(ポケットスコア) ページ数: 総譜: 176
出版社: Ernst Eulenburg GmbH
オイレンブルグ版
交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 作品55
概説
1804年の春に完成。
ナポレオンに献じるために書かれた曲だったが、
完成後まもなく、ナポレオンが5月18日に皇帝に即位したことをベートーヴェンが知り、
ナポレオンへの献辞の書かれた楽譜の表紙を破り捨てたという。
それまでのベートーヴェンの交響曲に、かすかにあった「嬉遊性」が影をひそめ、
もっと真面目な、道徳性や倫理性を感じさせる、強い力を持っている。
ベートーヴェン自身も「交響曲第9番」ができるまでは、この曲が最上の出来栄えであると言っていたという。
初演
非公開の初演は1804年の12月にロブコヴィッツ候の邸でおこなわれた。
公開の初演はその翌年の1805年4月7日にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場でおこなわれた。
その演奏会の指揮はベートーヴェン自身がおこなった。
初演当時は、この曲は従来の常識をやぶって全体で50分もかかる長大な曲だった。
ベートーヴェン自身もその点を十分に意識していて、
「演奏会の終りのほうよりもむしろ初めのほうでやってもらいたい」(観客が疲れる前に演奏してもらいたい)
と、1806年に出版した楽譜に注釈を付けたという。











