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サイズ19.0 x 13.24 cm(ポケットスコア) ページ数: 総譜: 176
出版社: Ernst Eulenburg GmbH
オイレンブルグ版
交響曲 第7番 イ長調 作品92
この曲は、ベートーヴェンの草稿に自筆で1812年・・月13日に完成した、と書かれている。
完成の月は五月とみられている。
ベートーヴェンの交響曲は「第1番」を除いて、
偶数番は「軽快優美」で、奇数番は「豪放雄大」である、と言われているが、
「第7番」も、たいへんリズミカルで、各楽章に特徴のあるリズムが用いられている。
また、第1楽章には、一つのリズム形で押し通すという新しい試みがみられる。
リストはこの曲を「リズムの神化」と呼び、
ワーグナーは「舞踏の神化」と呼んだ。
ちなみに、この曲は「第8番」と双生児であるともいわれる。
初演
非公開の初演は完成の翌年の1813年4月20日に、
ルドルフ大公の邸でおこなわれた。
そのとき交響曲「第8番」(1812年10月完成)もいっしょに演奏された。
公開の初演は1813年12月8日。
ウィーン大学の講堂で開かれた「ハナウ戦争傷病兵のための慈善音楽会」で、
ベートーヴェン自身の指揮でおこなわれた。
このとき、「戦争交響曲」と呼ばれる、現在では交響曲の番号を持っていない
「ヴィットリアの会戦とウェリントンの勝利」作品91も演奏された。
この演奏会には、当時の有名な演奏家がたくさん出演した。
例としてヴァイオリンにはシュパンツィク、シューポア、マイゼーターがはいったという。
そのため前宣伝がきいていたことと、愛国的気勢があがっていたためもあり、
この会は大成功をおさめた。
「第7番」も大好評で、第2楽章はアンコールされたという。
そして、「第7番」と「戦争交響曲」があまりに好評なため、
4日後の12月12日に再演され、
そこでも「第7番」の第2楽章がアンコールされた。
さらに3週間後の1814年1月2日には3度目の演奏がおこなわれ、
またまた第2楽章がアンコールされた。
2月27日には4度目の演奏がおこなわれ、
「第7番」と「戦争交響曲」のほかに、
交響曲「第8番」の公開の初演がおこなわれた。
初演から大好評の作品であったことが、よくわかる話である。










