参考価格: 3,383円(税込) 在庫無し
サイズ22.5 x 16.5 cm ページ数: 329
出版社: Barenreiter
(ベーレン版) ベーレンライター版
交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付」 作品125
ベートーヴェンは生地ボンにいたときからすでに、
シラーの「歓喜に寄す」に作曲したいと思っていたらしい。
1793年1月26日に、ボンのフィッシェニッヒはシラー夫人に書を送り
「彼は歓喜をも、しかも各節残らず作曲するでしょう・・・・・・」
と告げている。
ベートーヴェンがこの詩に興味を抱いたのは、
これ以前だということは確実である。
1798年からベートーヴェンの作曲スケッチブックやノートには、
幾度も「歓喜に寄す」の詩が旋律とともに書き記されており、
それらの構想は1823年10月10日に、
ロンドンのフィルハーモニーック・ソサエティから、
交響曲の作曲依頼がとどいたとき、一挙に実現に向かう。
1823年の終りか1824年の初めに、この巨大な交響曲は完成した。
「歓喜」の作曲の意図をいだいた時から完成までを通算すると、
30年以上の年月を数えることになる。
初演
1824年5月7日、ケルントナトーア劇場で、
ベートーヴェンの指揮、実質上の指揮はウムラウフ、
コンサートマスターはシュパンチヒでおこなわれた。
ウィーンでの初演は大好評で、
聴衆は喝采ベートーヴェンに送った。
しかし、熱狂的歓迎はウィーンだけであり、
他の地方でこの曲は、すぐには理解されなかったようだ。











